「行きたくなるお寺」を目指してほしい!対照的な2つのお墓にお参りして

上質な??オフタイム


お寺には、お参りする家族が先祖に
会いに行きたいと思う環境づくりを
目指してほしい。

昨日のお盆休みに2つのお墓にお参
りして気づいたことです。

お墓周りの環境が悪化の一途 実家方のお寺

私が住んでいる東京都の西ヶ原から
実家のお墓は徒歩20分、主人方の
お墓は地下鉄と徒歩で25分のところ
にあります。

ともにアクセスがよいので、年2回
のお彼岸と命日、そしてお盆には
必ずお墓参りに行きます。

そこで気づいたのは、年々実家の
お墓があるお寺の環境が悪くなって
いることです。

具体的には、お墓の周りの通路や
空いている区画の草が伸び放題で
歩くのも困難なくらいになってい
ることです。

10年位前までは、草取りやお墓の
周辺の掃除、お供え物の片づけを
専門にしてくださる男性がいたの
ですが、

その方々がいなくなってからは、
荒れ放題です。

昨日お墓参りに行った際も、
同じくお参りに来ていた70代位の
女性が、

「まず、通路の草取りからしな
きゃね」とため息をつきながら
汗だくになって作業を進めていま
した。

草がぼうぼうなので、お墓の掃除
をしてお花とお線香を備えおまいり
をした後、腕の5ヶ所を蚊にさされて
いました。

仏教の某宗派に属する非常に歴史が
古く由緒あるお寺ですが、

ここまで墓所を取り巻く環境が悪く
なったのは、

ひとえに人口減少と昔ながらの檀家
制度、お布施等に対する人々の価値
観の変化で檀家が激減したことと思
われます。

荒れ放題の墓所に行き蚊にさされなが
らお参りする行為は、正直心地よいも
のではありません。

美しく整えられている主人方のお墓のある新興霊園

一方実家のお寺から地下鉄で15分のと
ころにある主人方のお墓がある霊園。

こちらは4年前にお墓を購入しました。

どの宗教でも受け入れ、お墓の区画は
本当に狭いのですが、

いつ行ってもお墓とその周辺の環境が
美しく整えられていて、まるで小さな
公園です。

 

お墓の入り口には、季節の花のアーチ
が通年植え替えられています。
この時期は朝顔でした。

歩道は煉瓦が敷き詰められ、古いお供え
ものはきれいに片付いています。

もちろん雑草などは全く生えていません。

墓所の入り口脇に事務所兼法要が出来る
建物があり1階はラウンジも兼ねていて
そこで冷たい飲み物が飲め休憩できる
ようになっており、

常駐しているスタッフやお墓の管理人
さんが丁寧にあいさつしてくれます。

この霊園は、実は港区にある大きなお寺
が経営しているのですが、

昔ながらの檀家に頼った運営ではなく、
方針を転換し宗派宗教を問わず受入れ、
個人でも家でもOK。墓石の様々な種類
から選べ彫る文字も自由という、現代
のニーズをよく汲み取ったサービスを
提供しています。

そのせいか、この霊園は利用者をどん
どん増やしており、すぐに新規募集の
区画が埋まります。

何より快適にお参り出来るという点が
お墓の狭さを圧倒的に凌駕していると
しみじみ感じました。

「行きたくなるお寺」を目指してほしい

昔ながらのお寺は、このままでは本当に
立ちいかなくなるなと切実に感じました。

例えが悪いといわれるかもしれませんが
墓所は、飲食店でいえばダイニングエリア
です。

お客さんである家族が集う場所なのです。
そこが荒れ放題というのはいかがなもの
かと思わずにいられませんでした。

家族の不満に気づき、環境の改善に投資
して行きたくなるお寺を目指してほしいと
真剣に思ったお盆休みの暑い午後でした。

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★☆執筆後記☆★
昨日は2つの家のお墓参りの後一旦
帰宅しメールコンサルティング。
夕方からクライアント企業の懇親会。
新しいトップの方もとても良い方で
朗報もあり。楽しい1日でした。

★☆昨日のパワーアップアイテム☆★
赤坂TAZAEMON。新しいUFO。

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