母のブルーノート 最後から4ページ前に書いてあったこと 

上質な??オフタイム

母が遺したブルーノート

前々回のブログで書いた、母が生前
自分の琴線にふれた言葉を書きぬいて
いた雑記帳。

誕生日と四十九日と「ブルーノート」
(母が遺した雑記帳「ブルーノート」) 昨日1月12日は自分の54回目の誕生日。 と同時に昨年11月末に亡くなった母親 の四十九日の日でした。 午後1時から北区滝野川のお寺で法要 の後、お墓に納骨。 石...

表紙が紺色なので「ブルーノート」と
勝手に名付けました。

このノートは通夜・告別式の会場入り口
にも「故人ゆかりの品」として置いたの
ですが、

彼女が生前心に留まった本やテレビの
名言、健康のコツ、難しい漢字の書き方、
生きていく上での知恵等が色々綴られて
いました。

その脈絡のなさっぷりと前向きな言葉
ずらり並んでいる点がとても母らしい、
と思い葬儀場に飾ったところ、

従姉妹たちや叔母から「あれ、すごく
ためになる言葉が沢山書かれているから
あとからコピー送ってー!」

「内容が面白くておばさんらしいから、
是非スキャンしてPDF化してほしい」

と予想外に反響があったので、幾つか
紹介します。


-話題に困った時は「したしきなかに」

-「鬱」の覚え方→リンカーンはアメリカンコーヒーを3杯のんだ

– この時代を生き抜くポイント (勝間和代)

この辺りはテレビの情報番組から拾ったもの
と思われますw。


-「美容」

こちらもEテレか新聞から得た情報ではない
かな。美容情報には最後まで意識高い系でし
たね。はい、見習います。


– 「痴漢にあったら」

左ページの3項目目にあった「痴漢にあったら」

従兄弟T君がこれを見つけて「これ、必要

やったんかな??」とごもっともな疑問を

呟いてた。

その他も、運営していたソロバン塾の生徒たち

から質問された時に答えなどが書かれていて

本当に仕事が好きだったんだなと思いました。

なぜか、ページを飛ばし飛ばしに書いていた
母。

後から数えて4ページ前に、こう書かれて

いました。

厳しい現実を前に、ノートに書くことで、

改めて自分の意思を固めていったたのか

なと思いました。

そんな所も実に母親らしいです。

葬儀の前は、母の棺に入れようと思った

「ブルーノート」ですが、やめて

一生手元に置いておくことにしました。