お洒落は1日にしてならずを実感! 「アドバンスト・スタイル」

上質な??オフタイム

映画「アドバンスト・スタイル」を観に行きました。

自分のファッションスタイルを確立して、NYで生活する7人のOver60
の女性たちを取り上げたファッション・ドキュメンタリーです。

advanced style

TVニュースでも彼女たちを収めた本が取り上げられたのでご存じの方
も多いかも知れません。

興味深いのは、マダムたちが皆それぞれにファッション哲学を持っており
それらが三者三様であること。

例えば67歳のDebraは、1つのコーディネイトを1つのアート作品の様に
とらえていて「帽子があればこのコーデは完成だけどまだ理想の帽子
が見つからないからまだ駄目・・・」的な発言をしたり、

御年93歳(!)のILONAは、自作のつけまつげ(確か自分の髪の毛が材料)
とネイルがなければ外出しないという徹底ぶり。

80歳のJoyceは「シック&エレガンス」が信条。10代の孫に「おばあちゃん
に自分のコーデを褒められるととっても嬉しい。だって本当にお洒落なん
だもの。」と言わしめるのです。

日本では、おばあちゃんと呼ばれる年代の、とてもおばあちゃんとは呼び
たくないお洒落なマダム達が自分の個性を引き立たせるスタイルで登場する
ので、72分の上映時間がとても短く感じられたのですが、

映画の途中で、ハッと気づいたことがありました。

それは、93歳のILONAと80歳のJoyceが自らの人生を回想する場面でのこと
でした。

30代~50代の若い頃の写真がチラっとほんの数秒間スクリーンに映し出された
のですが、その時から彼女らは既にダントツお洒落で美しかったのです。

80歳にしてはエレガント。93歳の割にはセンスがよいのではなく、
彼女たちは半世紀以上前からずっとお洒落だったのです。

その写真を見た瞬間まさに、

「お洒落は1日にしてならず。ましてや、60歳前で自分のスタイルを磨く
努力もしていないのに”歳をとったらお洒落マダムになれるかな?”なんてこと
はまずあり得ないんだ。」

としみじみ思いました。

私自身、洋服を見るのもお洒落をするのも大好きですが、何せ性格が面倒くさ
がりでズボラなので「見えない所は徹底して手抜き」するタイプです。

そんなことでは、これからの年代、お洒落に生きてはいけないんだと”喝”を入れ
られた気分です。
「アドバンスト・スタイル」は現在でも渋谷の「アップリンク」で9月上旬まで上映
されている様です。
暑さで、最近自分のお洒落ごころが鈍っていると感じている方におススメです!

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★☆編集後記☆★
昨日は仕事を早めに切り上げ久しぶりに診断士実務補習の同期とお茶。
午後の銀座は7丁目の「とらや」も「リンツカフェ」も行列ができる
ほどの混み具合。そんな中8丁目でがら空きのカフェを発見しました。

まだそんなに知られていないからでしょうか。ソファ席でゆったり
ケーキとアールグレイとお喋りを楽しめました。

銀座8丁目界隈でお茶する店に困ったらぜひ。
↓↓↓

★☆昨日のONTAD☆★
銀座グランドホテル「NORTHERN TERRACE DINER TOKYO」
*“ONTAD”とは”One New Thing A Day”、
文字通り1日1つ新しいコトの体験を記録していきます。
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