「公的機関の仕事」はどうやって取るのですか?

中小企業診断士

IMG_4194
中小企業診断士ではないコンサルタントの
友人と先日ランチをした時に、

彼女から出た言葉が印象に残りました。

「この前の記事、民間の仕事、官の仕事、
って言い方がとても新鮮だったよー。

コンサルタントのクライアントさんとい
えばほぼ一般企業だと思っていたから」

「民間の仕事」はどうやって取るのですか?
中小企業診断士の方から民間の仕事を取る ことについてご相談を時折受けます。 当初は"民間"と言われてピンと来ませんでした。 なぜかというと、 私は独立起業したのが先で、その後診断士資格を 取ったのですが ...

彼女のクライアントは全て民間企業です。

既存クライアントからの継続発注とご紹介、
過去上梓した書籍からの引き合いで今年度
のスケジュールも一杯という素晴らしい状
況です。

その彼女から、

「逆に公的機関の仕事はどう取っていって
いるの?」

と尋ねられました。

私自身の場合と知人の診断士のケースと
いう限られた条件ですが仕事を得た経緯を
書いてみたいと思います。

一番多いパターンは、「知り合いからの
紹介」ですが、

「声がかかるきっかけを自らつくる」ことが
大切ではないかと思います。

1 某区の助成金審査委員

初めて携わった行政機関での仕事でした。

所属している診断士支部の先輩診断士の方
から

「前任者の女性診断士が産休中なので代わ
りに新しく担当してくれないか」と依頼が
あったのです。

声がかかったきっかけは、その1年前に支部
の集まりで「独立のきっかけと仕事内容」
について1時間ほど話をしたことです。

この話を聴いた方が「そういうキャリアなら
この審査委員も務まるだろう」と判断して
くれたようでした。

2 創業相談員

今年3月まで3年間区の創業支援相談員を
務めていました。

これも話を頂いたのは、前述とは別の先輩
診断士の方からでした。

前任者の体調が優れず退任されるので興味
があるなら応募し面接を受けないか、とい
われたのです。

以前からその先輩診断士の方とは、補助金
審査会やセミナーでご一緒することが多く、

今後携わってみたい仕事などを話す機会が
多かったのです。

当時私は、行政機関での経営や創業相談等
の窓口相談業務を担当したいと思っていた
ので、

それを会うたび伝えていたところおよそ1年
半後に話を頂きました。

3 専門家登録

東京商工会議所の専門家登録もやはり先輩
診断士の方からご紹介いただきました。

きっかけは、2の創業相談の経験があった
ことと、

以前よりその方がブログとHPを読んでくださ
っていて、

開業間もない小売店女性オーナーの経営支援
が出来るだろう

と判断してくださったようです。

4 コーディネータ

これは私ではなく知り合いの診断士の方です。

機関の担当者が、その方のHPとブログを
見て直接コーディネータの依頼があったとの
ことです。

明確な専門分野があり、その分野での問題点
や解決策について頻繁に情報発信していた
からだと思います。

まとめ

公的機関の仕事は、すでに携わられている方
から募集や推薦のきっかけを頂くことが多い
ですが、

その”きっかけ”は自ら創れることが可能です。

すなわち、
自分のやりたい仕事、何で貢献できるかを
わかりやすくリアル・バーチャルで伝え続けて
いくこと。

これに尽きると思います。

◇関連記事
https://go-instillblog.com/shindanshi-kan-min-haibun/

*********************************************************
★☆編集後記☆★
昨日も真夏日。のどの渇きが気になりますがそれ以上に
室内の冷房対策が深刻になってきました。羽織りものが
必須ですね。

★☆お知らせ☆★
-【募集中】「ID-POSデータ 入門セミナー」 6月28日(火)
https://go-instillblog.com/id-pos-data-seminar-160520/

-「コンサルティング」ページを更新しました。現在6月20日(月)から承っています。
独立・開業に際しての”自分メディア活用法”のご相談が増えています。
https://go-instillblog.com/one-time-consulting-at-instill/

-「株式会社インスティル ~ID-POSデータ分析とマーケティングの専門会社~」
http://www.go-instill.com/

★☆ONTAD☆★
某機関と業務委託契約書締結
銀座ファイブ「ベトナムキッチン999」のコム・ビン・サン

*“ONTAD”とは”One New Thing A Day”、
文字通り1日1つ新しいコトの体験を記録していきます。

*********************************************************