東洋大大学院での購買データ分析活用講義

インスティルの仕事場


先週末、東洋大大学院 経営学研究科
中小企業診断士コースの学生さんに
向けて、講義を行いました。

昨年度から年1回、講義を担当して、
今年で2回目です。

学生さんの年代は30代から60代まで
16名。皆さん社会人です。

私の講義のテーマは「流通業の情報
化支援」

インスティルの事業の1つでもある
「購買データの収集・分析・活用」
について、

これから小売業の経営診断演習を
控えている学生さんとって、データ
分析の局面があった際少しでも参考
になれば、

との思いでレジュメを作りました。

講義時間は、午前10時40分からお昼
をはさんで午後6時まで。

持ち時間は6時間。
これまで経験したセミナーや講座
の中で最長です。

話をする講師以上に、
ただ聴いているだけなら、学生さん
の方がずっと辛いでしょう。
途中で2回演習を入れました。

昨年1度やってみた経験はやはり大き
かったです。

去年は、ただ時間が余ってしまったら
どうしようという想いが先に立って
いました。

120ページ近くあるレジュメを作り、
演習も元データ数十万件のデータ分析
を用意。

統計の基本もお教えしたほうが、後々
よいかもと思い、

分散と標準偏差と活用例も盛り込ん
でしまいました。

結果、PCでのデータ分析演習には
全く時間が取れず、レジュメの説明
に終始し、

殆どの学生の皆さんの集中力も統計の
ところで恐らく切れてたと思います。

昨年度の学生さんには、申し訳ない
ことをしてしまいました。

今年はレジュメの分量を30ページ近く
減らしました。POSデータ活用の歴史
などは削除。事例も2つ減らしました。

演習のデータボリュームも数万件程度に
して、設問も易しく。エクセルのピボッ
トテーブルがわかれば正解が導き出せる
ように変更。

その分、頭の体操的な簡単なエクササ
イズを入れたり、演習も皆で作業のプロ
セスや提案を考えられる時間を盛り込み
ました。

昨年よりは少しよくなったのではないか
と思っていますが、講義終了後はやはり
反省点が湧き出て、

一人大学近くの「フレッシュネスバーガー
で、アイスコーヒーとマフィンで枯れかけた
のどを潤しながら反省箇所を手帳にざっと
殴り書きして(笑)、

帰宅後、そのページをやぶりレジュメと
一緒にファイルに保存しました。

長時間の講義は、準備するのも実施するのも
それなりに負荷がかかりますが、

構成をしっかり考えたり、内容を俯瞰し何度
も練り直したりと非常に講師としての自分の
力は確実につく気がしました。

学生の皆さん、本当にお疲れ様でした。
長時間聴講くださりありがとうございました。

そして今回レジュメのチェックをお願いし、
専門的かつ客観的な視点で助言してくれた
友人のマーケティングコンサルタントのFさん、
ありがとうございました。

最後に今回も登壇の機会を与えてくださった
K先生、ありがとうございました。

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