白金で新緑のアフタヌーンティーを堪能

上質な??オフタイム

大学時代からの友人で紅茶研究家の
スチュワード麻子が代表をつとめる
INFUSE TEAさんが、

IDO LIFE DESIGN LABさんと共催で
実施したイベント

「英国の紅茶、日本の緑茶を愉しむ
新緑のアフタヌーンティー」

に参加してきました。

会場は白金の八芳園

イベントのタイトル通り、

新緑が目にまぶしい日本庭園を眼下に
しながら、新茶はじめ数々の日本茶と
インフューズの紅茶に合ったフードを
楽しみつつ、

麻子による、
日本茶と紅茶の普及の歴史、現在の
英国での日本茶、紅茶それぞれの楽
しみ方に関する最新情報の解説など、

盛りたくさんの内容で充実のイベント
でした!

受付を済ませて会場に案内されると、

このようなさわやかなテーブルセッ
ティングが出迎えてくれました。

本日の「おもてなし」というパンフ
レットを読みながら、今日味わえる
お茶とお菓子、サンドイッチに思い
を馳せます。

まずは、ウェルカムティーとして
デミタス抹茶を頂きました。

一保堂茶舗の「曙の白」というお抹茶。

ほろ苦さもありながら軽くてさっぱ
りとしていて感動しました。

鍵善義房の「おちょま」という
紅色のえくぼがかわいい和三盆の
お干菓子が添えられていました。

次に水出し煎茶。本当にまろやかで
香りと口当たりがよかったです。

今日のような暑い日にはぴったりで
助かりました。

まずはこのふたつの日本茶を頂き
ながら麻子から話を聴きました。

そのテーマは多岐にわたっており、

・お茶の起源や種類

・日本茶、紅茶それぞれの普及の歴史

・イギリス人の生活にどの位深く紅茶が浸透しているのか

・アフタヌーンティーのマナーについて

・現在のイギリスでの日本茶のポジション

など、大昔から現在に至るまでの、人と
お茶の関わり方がよくわかる内容でした。

特に私がなるほどーと思ったのは、

英国において「紅茶を飲む」という行為が
意味するところの変遷についてです。

最初は体に良い「薬」代わりとして、
主に男性に飲まれていた紅茶が、

17世紀の後半、ポルトガル皇女だった
キャサリン・オブ・ブラガンザが、
イギリスのチャールズ二世に嫁いだ時、

当時貿易の先進国だったポルトガルから
お茶と茶器を大量にイギリスに持ち込み

周りの女性たちにふるまったところから
紅茶を飲む習慣が根付いていったという
話。

さらにベドフォード侯爵夫人、アンナ
マリアという貴族の女性が、19世紀に
「アフタヌーンティー」を始めたのだ
そう。

いわゆる、社交の場の飲み物という位置
づけに変わってくるのですね。

更に、植民地政策により、生産地が拡大
するにつれて、紅茶はより安価に手に入
るようになり、

庶民でも飲める飲料になっていったので
すね。

そしてアフタヌーンティーのスタンドはこちら。

 


麻子のセミナーは、
マナーや茶器の単なる紹介ではなく、

その様な歴史やライフスタイルと関連
付けて掘り下げて解説してくれるので、

とても記憶に粘りますし、知的好奇心
が大いに刺激されます。

華があり、スタイルも抜群なので、
恐らく彼女の話を初めて聴く方は、

内容がきわめて硬派でロジカルなこと
に、軽い驚きをおぼえるのではない
でしょうか。

見た目の華やかさと話す内容の堅さ・
深さとのギャップ。

それが、麻子の紅茶教室やイベントが
いつも大盛況な理由だと、

美しく美味しいアフタヌーンティーを
頂きながら思いました!

ではでは、また~。

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★☆執筆後記☆★
楽しいイベントのあとは、事務所で
某書類審査作業を黙々と。来週は少し
タイトな1週間になりそうです。

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