先日或る文章を添削していて気づきました。
普段何気なく使っているブログやメル
マガの言葉には、
書き手の「当たり前」が無意識にあら
われるんですよね。
あなたが、何を珍しいと思っているか、
何をスゴイと思っているかが、言葉選び
ひとつに表れています。
「なんと今回のワークショップでは
沖縄からもお申込みがありました。」
という一文には、
書き手にとっては、沖縄からの参加者
がとても珍しかったからという気持ち
が裏にあります。
「なんと」という言葉を使うのは、
「うちの会社にとっては、沖縄から
申し込みがあることって、普通じゃない
ことで、本当に珍しいんですよ。」
と暗に伝えているのと同じなのです。
でも、少し視点を広げていくと、
中小企業が主催していても、
日本全国から参加者が集まるイベント
は星の数ほどあります。
全国規模のイベントをしている会社
にとっては、
沖縄から参加があることは、当たり前
のことですから、集客文には、「なんと」
とは書かないでしょう。
せいぜい「北は北海道から南は沖縄
までお申込みがあります。」
「全国から参加者が集まります。」
くらいでしょう。
「なんと」の他には「ありがたいことに」
なども同様です。
私自身もこの言葉をよく使ってしまうの
で注意しています。
言葉は、あなたの「当たり前」=セルフ
イメージを映す鏡です。
何を珍しいと思っているか、
何をスゴイと思っているかが、言葉選び
ひとつに無意識に出ています。
それがよい悪いということではなく、
読み手には、その様に伝わる可能性
があることを理解した上で、
慎重に言葉選びをしようということです。
私が文章添削をしたお客様は、
日本は元より既に海外にも活動の場を広
げられおり、
全国規模での集客も出来つつあり、沖縄
からくることが珍しいことではなく「ふつー」
の状態でしたので、
「なんと今回のワークショップでは
沖縄からもお申込みがありました。」
の「なんと」は外し、事実だけをさらっと
書く様ご提案しました。
提案を受け入れてくださり発信した結果は
悪くなかったようです。
ではでは皆さん、また来週!
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昨日は終日事務にHPの見直し。その2つの関連作業を黙々と。
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