開業したら挨拶状を!まずは知ってもらうことから始めよう

独立起業

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独立開業したら、挨拶状を送ることは欠かせないと思います。

これまで貴女が築き上げてきた友人・知人・仕事仲間に独立
したことを知ってもらうことが第一だからです。

開業したことを知ってもらわなければ直接的にも間接的にも仕事の
依頼が来る わけはありません。

意外と出していない独立開業者も多いので、出すことで記憶 に残ること
がありますよ。

多くのタスク中で優先してもよいのが「挨拶状」

ブログセミナーにも参加させていただき、毎日愛読している
税理士・井ノ上陽一さんの今日のブログ記事は独立開業が
テーマでした。

その中で「独立直後にやっておいてよかったこと」のひとつに
「挨拶状」があげられていました。

理由は、「ここにいます」と知らせる効果があるからとのこと。

私も開業直後にグラフィックデザイナーに依頼して挨拶状を
作成して、縁のある方々に送りました。
(メッセージの内容には反省点もありますが・・・。)

開業直後には、仕組み作りやHP、各種届出などやることが
たくさんありますが、挨拶状は優先順位を高くして進めるとよい
でしょう。

挨拶状送付のメリット

挨拶状を送るメリットは3つあります。

1独立開業を知っていただける

貴女が「どこで」「何で」開業したことを周りの方々に知ってもらえます。
先ずは、知っていただかなければ直接的な仕事の依頼はもちろん、
間接的な紹介なども来ません。

2 準備に時間がかからない

挨拶状は、HPなどと比べて作成に時間がかかりません。

送付する方の住所・名前がデータベースに管理されていれば、一層
時短で作成ができます。

3 希少性がある

独立開業をきっかけに挨拶状をきちんと送ってこられる方は意外と
少ないです。

中小企業診断士の仲間でも、それまで会社勤めをしていた後独立
開業した方のうち、挨拶状を頂いた方は2割以下だと思います。

それだけに、挨拶状を頂いた方のオフィスの場所や得意分野は
鮮明に記憶に残っています。

事務所の近くに行ったらちょっと立ち寄ろうかと思ったり、その方の
得意な案件があったらご紹介しようという気になります。

4 覚悟がかたまる

挨拶状を刷って投函すると、「もうこの道でやっていくしかないんだ」と
ある種の決意というか覚悟がかたまります。

当時の挨拶状の残りを今でも見ることがあります。

そのたびに当時のワクワクとドキドキ不安な気持ちが混在した不思議な
高揚感をリアルに思い出します。

形にするのは、大事だなと思います。

挨拶状に盛り込むべき内容

「どこで」「何で」開業し、「どうすれば」連絡をとれるのかを書きましょう。

・屋号
・名前
・住所
・電話
・HPのURL
・ブログのURL
・サービス内容

自宅と事務所を兼ねている女性創業者の方の中には、安全上住所を
書かない方がいます。

その際も、せめて「東京都○○区○○」「○○線○○駅」など大体
のエリアは書いておいたほうがよいでしょう。

挨拶状に盛り込みNGな内容

井ノ上さんのブログにもありましたが、挨拶状での「営業」は絶対に
やめましょう。

結局仕事が欲しくて送ってきたんだな、冷ややかに思われるだけです。

私が失敗したように「応援してください」という間接的な「営業」もNGです(苦笑)。

先に与えてもらうのではなく、貴女から与えるのが先だと思います。

挨拶状を出すのは、周りの方へ独立開業を知ってもらうために重要です。
独立開業者としての覚悟もきまります。自分のためにもなりますのでおすすめです。

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★☆編集後記☆★
独立開業されたばかりのお客様に昨年から先月までコンサルティングをした際、
挨拶状送付についてちょうど助言していた所でした。
Aさま、これからも楽しみながら着実に進んでいきましょう!

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