オンラインコンサルティング
やリモートワークで、家での
仕事が増えてきた今の、
ささやかな愉しみのひとつは
近所への散歩です。
今までは仕事のために、
散歩できなかったお昼間の
時間帯に人通りのない場所を
足で探るのは、
かなり楽しいです。
先週金曜日は昼過ぎに、自宅から
徒歩7分の飛鳥山公園の中にある
旧渋沢庭園へ。
ここは、渋沢栄一が1879(明治12)年から
亡くなる1931(昭和6)年まで、初めは別荘
として、後に本邸として過ごした「曖依村荘
(あいいそんそう)」とよばれる邸宅跡です。
(「飛鳥山3つの博物館散策ガイド」より)
敷地内には、史料館をはじめ
「晩香廬(ばんこうろ)」や「青淵文庫(せいえんぶんこ)」が
ありますが、
現在それらの中には、コロナ
ウィルス感染拡大防止の影響で、
入ることはできません。
それでも「青淵文庫」の前に広がる
芝生や周りの散歩道は今でも自由に
行き来できます。
今回は「青淵文庫」の向いにある
散歩道を歩いてみました。
人に知られていないせいか、
ほとんど人がいません。
特に感慨深かった場所は、茶席
「無心庵」と月見台「遊月台」
の跡地です。
「無心庵」の跡地手前の待合跡。
ここから茶席につづく露地、
飛石、蹲踞(つくばい)、
石灯籠などが伺えます。
茶室や月見台は昭和20年の
空襲ですべて焼失してしまっ
たそうでつくづく残念ですが、
それでもこうやって跡地に
立ってみて、
招かれたお客様は
どのような方だったのか、
渋沢翁は亭主としてどの様な
茶事をもよおされたのか、
想像するのが楽しかったです。
「遊月台」は「無心庵」の
東側の崖の斜面にしつらえて
あった月見台の跡です。
建築当時は、ここから渋沢翁
が誘致した王子製紙の工場が
見渡せその向こうにははるか
筑波山も見渡せたのだとか。
現在は、JR京浜東北線や
新幹線の走る姿が見えます。
1時間弱の散策でしたが、
とてもリフレッシュしました。
これからも人や人との距離に
気をつけながら、
歩いていける、まだ知らない
スポットを探索していきたい
です。
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★☆編集後記☆★
大学や大学院の講義の予定が自習モードや
WEBEXでの対応に切り替わりそうです。対応
されている教授・スタッフの方のご苦労も
本当に大変だと心配になりました。
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文字通り1日1つ新しいコトの体験を記録しています。
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