どんなデータなら企業に渡してもよい?個々人のプライオリティの差がでるところ

スーパーマーケットのシリアル売場ID-POSデータ分析

スーパーマーケットのシリアル売場
先日、このブログでイトーヨーカド
ーからのダイレクトメールの掲載
商品が、かつて買ったことがある
アイテムばかりで、

DMを受け取った私の知人女性が
とても喜んだ話を書いたところ、
かなり反響がありました。

いつも買ってる食品が20%オフなら行くしかない! ヨーカドーからのDM
いつもスーパーで繰り返し買って いる商品ばかりが割引になっている DM(ダイレクトメール)が来たら、 そりゃ使いますよね。 今日はイトーヨーカドーからそんな DMが来たと喜んでいたクライアント さんの話です。 普段買っ...

これには後日談があります。

彼女(Kさん)がこの話をご主人に
したところ、

「お前それは、企業に個人情報を
そっくりもっていかれているんだぞ。
喜んでいる場合ではない」

とたしなめられたのだとか。

ちなみにご主人はポイントカード
等には一切興味がなく入会をすすめ
られても断っているそう。

そこで私が彼女に改めてきいてみ
ました。

「個人情報である購買データが、
スーパーの販促に使われていること
はどう思いますか?

将来的には購買情報だけではなく、
一日何歩歩いたかなどの健康情報も、
もしかすると提供の対象になるかも
しれないですよ。

そういう情報はやはり企業には渡し
たくないですか?」

すると彼女は、
「個人情報を提供したことで、日常の
食品や雑貨などいつも繰り返し買って
いるものがお得に買えるなら渡すこと
に抵抗はないわ。」

と言ったのです。

彼女の言葉から、おそらく食料品
や雑貨等の「最寄品」のデータからは、
本人のライフスタイルや資産状況など
本当に個人を明確に特定することが
難しいゆえに、
渡すことへの抵抗が薄いのではないか
と推測しました。

これが仮に、不動産購入や金融資産
取引、サプリの購入歴や病院の通院
歴の情報だったら、彼女の答えは変
わってきたかもしれません。

1ヶ月ほど前、三菱UFJ信託銀行が
来年から「個人データ銀行」を始め
る方針を固めたというニュースがで
ました。

個人から購買履歴などのデータを預
かり、民間企業に提供するサービス
を始めるとのことです。

データ提供の対価として、個人は1
企業ごとに毎月500~1000円程度の
報酬を得られ、

スポーツジムの無料体験など個人の
嗜好に合ったサービスも対価の一部と
して提供されるそうですが、

提供する個人情報の種類と内容により
許諾率が相当変わるのではないかと考
えます。

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★☆執筆後記☆★
週末は銀座で仕事のあと、1ヶ月ぶりに
股関節のメンテナンス。気になっていた
右前の詰まりがあっという間に解消され
て嬉しかったです。

★☆週末のパワーアップアイテム☆★
乗馬レッスン、夏野菜のパスタ、黄桃

*「パワーアップアイテム」とは?
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