中小企業診断士の夏の実務補習が始まりましたね。
経営診断を担当する企業がスーパーマーケット
なら、ぜひ(一社)新日本スーパーマーケット協会
が発行している「スーパーマーケット白書」を
読んでみましょう。
また実際のコンサルティングにおいても、初めて
食品小売業に携わる場合も有用です。
全ての資料は、PDFファイルをダウンロード
できます。
業界を取り巻く環境の変化や、業態別の経営数値、
業界の課題と取り組みなどが記載されていますので
報告書や資料を作成する際に重宝します。
「引用元『2017年版スーパーマーケット白書』
新日本スーパーマーケット協会」等と記載すれば、
掲載は可能です。
ID-POSデータ絡みの研修やセミナーを行う際、
特に対象者が食品小売業界外の方々が多い時は
業界の特徴や市場規模から説明に入ります。
その際、統計資料として活用しているのが、
「スーパーマーケット白書」です。
2017年版では、この様な目次立てになっています。
第1章 2016年のスーパーマーケット業界
第2章 マクロ指標でみる消費動向
第3章 SNSと消費者・小売業
第4章 消費者データ・調査からみるスーパーと他業態
資料編
1 食品カテゴリー別業態別購入シェア
2 2016年スーパーマーケット 業合併情報
3 2016年スーパーマーケット 業倒産件数負債金額
4 2016年スーパーマーケット 都道府県別店舗数
5 2016年スーパーマーケット 販売統計調査 年間・四半期集計(カテゴリー)
6 2016年スーパーマーケット販売統計調査 年間・四半期集計(エリア・保有店舗数)
7 2016年スーパーマーケット販売統計調査 月別集計(カテゴリー・エリア・保有店舗数)
8 2016年スーパーマーケット 月別カテゴリーの動向
9 2016年スーパーマーケット経営動向調査
10 2016年スーパーマーケット景況感調査
11 スーパーマーケット景況感調査 周辺地域景気判断DI 長期推移
12 平成 28年スーパーマーケット年次統計調査結果概要
13 経営指標レポート
特によく利用するのは「資料編」の「13 経営指標レポート」です。
同レポートには、年商規模別に、
・売上高総利益率
・売上高営業利益率
・売上高経常利益率
・総資本回転率
・自己資本比率
・労働分配率
・損益分岐点比率
が掲載されています。
セミナーでこれらの数値の一部を紹介して、
特に驚かれるのは、食品小売業の売上高
営業利益率の低さです。
年商30億円以下の企業では、平均0.39%です。
100円利益を出すのに約25,640円の売上を出
さないとならないということですから実に厳
しい商売です。
実務補習では、実際に財務諸表をお預かり
して読むことになりますので、
その際の1つの基準としても利用できます。
また初めて食品小売業の経営コンサルティング
に携わる場合も、限られた時間の中で業界の
概況を知る上で有用です。
ぜひ活用してみてください。
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★☆執筆後記☆★
昨日はじめて食べたGODIVAのアイス、ミルクチョコレート
マンゴーがめちゃくちゃ美味。
ハーゲンダッツよりさっぱりしていてチョコレートソース
が絶品。マンゴーアイスとの相性もバッチリ。
何よりこれが自宅から徒歩30秒のセブンで買える点が最高です。
★☆お知らせ☆★
―「コンサルティング」
診断士資格を取った後の独立、キャリア相談も。
現在8月22日(火)からご予約を受付けています。
https://go-instillblog.com/one-time-consulting-at-instill/
―「株式会社インスティル ~ID-POSデータ分析とマーケティングの専門会社」
★☆昨日のパワーアップアイテム☆★
GODIVAのミルクチョコレートマンゴーアイス。「レディ・レッスン」。
*「パワーアップアイテム」とは?
https://go-instillblog.com/review-of-superbetter/
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