(氷見港の日ノ出)
富山旅の最終日。
氷見温泉で泊まった温泉旅館は、とにかく宿泊の
お客様にきもちよく滞在してもらった上で、
支払いも気分よくして頂こうという仕掛けが至るところ
にあり、「ははーなるほど」と感心するばかりでした。
たとえば、次のような事柄です。
1 チェックイン早々のオプション料理オファー
チェックイン早々に「舟盛り」や「白エビかき揚げ」
などのオプション料理の説明がフロントの方から
手際よくあるのです。
しかも「数に限りがありますのでなるべくお早目に」
と決断を迫る一言も。
到着したばかりで気分が盛り上がっていることもあり、
せっかく氷見まで来たのだからと申し込むお客様も
多かったようです。
夕食の会場であるダイニングルームに行った時に
それがわかりました(笑)。
2 女性にはバスケットに温泉セット
部屋には「湯籠(ゆかご)」の説明書きとともに
バスケットが。。。。中にはゆかた、タオル、アメニティ
が入っていました。
着替や自分で持ってきた化粧品類も入るので、
女性客にとっては便利で有難いすよね。
さほどお金もかからない工夫ですがお宿への好感度
はすごくアップしました!
3 お土産店でのPOP
お土産物屋さんでもとにかくPOPが目立ちました。
「当店売上げNo.1」から上位3位までのお土産が
目立つ棚に並べられています。
ちなみに第一位は「白えびせんべい」。
また「皇太子ご夫妻訪問時にお出しした品」という
POPも。
そもそも私たち宿泊客はどれを選んでよいか、情報
をもっていない場合が多いのでPOPを大いに参考に
しますよね。
4 デザートは部屋で??
夕食が終わったあと、「よろしければデザートはお部屋で
お召し上がりになれますが、いかがですか」とたずねられ
ました。
少し経って部屋に戻ると、そこにはハーブティと共に
ケーキとフルーツのセットが・・・。
これも部屋でゆっくりおしゃべりしながらスイーツを楽しみ
たいという女性客のココロがわかっていますよね。
ここでまた、お宿の印象がさらにアップしたのは言うまでも
ありません。
5 朝食のメニュー説明
翌朝、朝食はビュッフェ形式だったのですが、ここでもやはり
演出力が発揮されていました。
子持ち昆布の大皿の前には「富山は昆布の消費量日本一!
本場の昆布をぜひお召し上がりください。」
イカのお刺身にはわざわざ番屋風のスタンドのような作りの
屋台から出されていました。
そのほか様々な食材の特徴を書いたPOPがつけられていて
ついついお皿に盛ってしまうようになっていました。
経営コンサルタント石原明さんの、
「世の中は自分のためにお金を出して実験してくれている」
という言葉がわたしは大好きなんですが、
まさにそれを実感した氷見の温泉宿でした。
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★☆編集後記☆★
データ分析の御見積書作成とサンプルデータ精査関連の打合せ。
5月は複数案件が同時に走り始めます。時間管理をしっかりと。
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