創業当初から提供している「データ分析」の
サービスでは、
主に小売業やネットショップの売上データや
顧客購買データの分析代行を行っています。
分析のテーマはその時代に沿って変化していますが、
必要とされる基本技術は15年前と殆ど変っていません。
現在でも定期的にネットでキーワード検索 してくだ
さったお客さまから問い合わせや依頼が入り ます。
分析サービスは、起業前に自分のスキルの棚卸し
をした時に「事業にしよう」と決めたものですが、
決して何年も継続するからという理由で始めたもの
ではありません。
何年か提供し続けた後、息の長いサービスだったと
気づきました。
データ分析サービスが15年間も継続した理由は
次の4つの条件がそろっていたから と思います。
1 つねにマーケットがあった
IT技術の進化により、データを蓄積、伝送、加工する
コストが劇的にさがり続けています。
その結果データを分析して新たな気づきを得たい、という
ニーズは、
当初データをマーケティングに活用したいと考える一部の
流通業だけだったのが、徐々に中小企業や個人事業主にまで
広がりました。
つまり、常に市場があったのです。
2 大企業が参入してこなかった
購買データ分析を代行するサービスはとても手間がかかり
ます。
分析する前にデータを精査しなければならない作業があった
り、追加で不足分のデータをリクエストしたり、と効率化が
難しいところがあるため、定型化・仕組み化が難しい一面
があります。
大手企業にとっては効率的な収益性の高い事業ではないので
積極的な参入がなかったのです。
3 分析ツールの進化が緩やかだった
携帯電話業界のようにハードウェアが目まぐるしい速度で
進化するということが、分析ソフトに関してはありません
でした。
従って開業当初にすでに獲得していたスキルが現在でも
十分生かせる状況にあったのです。
4 常に困っている”初心者”がいた
データ分析者を社内で抱えることは、とても難しいです。
なぜなら分析のスキルとともに、その業界の知識が必要
だからです。
しかし担当者は数年で人事異動してしまい、せっかく分析
スキルを覚えたころには別部署に移ってしまい、また初心者
の方が担当する場合が多いです。
市場には、常に悩める”初心者”の方が存在しているのです。
このことも長く続いた理由の1つだと考えています。
小規模での起業を考えておられる方には、この4つの要件を
どの程度満たすものか、という視点で事業内容を考えを進めて
いくのもありではないかと思います。
・ニーズは常にあり、流行などに影響されにくい。
・大手企業が参入してこない。手間がかかり市場が小さい。
・技術革新の影響を受けにくい。
・常に初心者が一定数存在する。
起業当初の私とは異なり、皆さんは最初から「ねらって」
事業を構築していきましょう!
*********************************************************
★☆編集後記☆★
昨日は赤坂→三ノ輪→銀座と移動して仕事。
やや疲れを感じつつ最後は月に1度の股関節メンテナンスで
「松本深圧院ルサロン銀座」へ。
施術を受けながら、松本先生と仕事のことを中心に情報交換。
「2015年は流れが速いよね。今がお互いのがんばり時だよね。」
という考えで一致。
昨日も沢山の患者さんがいらしていました。活気あるサロンで
たくさんの良い 刺激を頂きました。
★☆お知らせ☆★
ブログに「単発コンサルティング」のページを新設しました。
現在11月2日から承っています。
★☆ONTAD☆★
・三ノ輪「オオムラパン」でハムカツパン
・三ノ輪「天草」
*“ONTAD”とは”One New Thing A Day”、
文字通り1日1つ新しいコトの体験を記録していきます。
*********************************************************