「違和感を大切にすること」の大切さ

軽やかな思考・行動習慣


(「違和感ジャーナル」をつけているコクヨの測量野帳。愛用しています)

少し前に「直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN」を
読みました。

この本は、従来生まれついてのものと
捉えられがちな「直感力」は、

実は鍛えられるものであるという主張
のもと、

直感を磨くための具体的な手法と、
タイトルの通り、それと論理を結び
つけた新たな思考法を提示しています。

「モーニングページ」「自分モードの
予定入れ」など、紹介されている数々
の手法の中で、

私が「ん?」と興味をひかれたのは、

「違和感ジャーナルをつける」

という項目です。

私は目標や欲しいもの、行きたい所
などなんでも「書いて残す」タイプ
ですが、

「違和感」という視点でまとまった
記録をつけたことはなかったので。

ちょっと面白そうだな、と思った矢先、
まさに違和感をもった出来事が・・・。

相続手続きのため税理士の先生との
最後の打合わせをした時のこと。

某保険会社のファイナンシャルプラ
ンナーの方が同席しました。

その方をAさんと呼びましょう。

Aさんの対応が「なんかモヤっとする」
と感じたのです。

相続という繊細な話題の上に、お金に
関する話です。

専門家とはいえ、いきなり知り合った
ばかりの人にこちら側から全ての情報
を開示するわけはないのにも関わらず、

金融商品の説明を一方的にした後、決断
をせまる対応だったのです。

押しが強いタイプの方なら、ここまで
違和感をもつこともなかったのですが

Aさんは柔らかい語り口で、商品を薦める
理由を

「お客様の人生に貢献したいのです」
と言い続けられました。

ここで私の違和感センサーが炸裂。

なぜ、私に関する情報を集めたり、
それに対し参考になる情報や資料
を提供するといったやり取りに
時間をかけることなく、

どうやって私の人生に貢献するのか?
と。

Aさんのお客様の人生に貢献する
方法がよくわからなかったので、

やんわりとお取引をお断りしました。

違和感ノートにこの一件をつづって
みて気付きました。

相手に信頼されるには、
まずこちらが相手の喜ぶこと、困り
ごとを解決するようなことを想像し、
あるいは情報を収集した上で、
先に相手に提供することだ。

と私は、常々思っていたんだと。

また、その信頼関係を作っていく
過程を疎かにされることが、自分は
とても嫌なんだ、ということに。

著者の佐宗さんは、

「なぜ直感がはたらくかというと、
違和感があるからです。(中略)

実は違和感は自分への本当の
メッセージにつながっていると
思います。

そういう意味で、自分の身体感覚
に意識を向けることは、直感に
気づくためにとても大事な
ことだと思っています。」
(DIAMOND onlineより)

と語っていて、とても納得しました。

違和感は自分が何が大切で何が嫌か
に気付くきっかけです。

それに気付いて納得のいく選択を
していくことが、自分らしく生きる
ために大切なのかなと思いました。

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★☆編集後記☆★
昨年末から体調を崩していたスタッフが今週から
仕事に復帰。今週一番うれしかったお知らせです。

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・本「バレットジャーナル 人生を変えるノート術」

*“ONTAD”とは”One New Thing A Day”、
文字通り1日1つ新しいコトの体験を記録しています。

★☆ブログの執筆者☆★
https://go-instillblog.com/profile-of-kazue-matsubara/

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