やりたい仕事を得る一番シンプルな方法　周りの人に伝え続けること

(六本木ヒルズにて)

「こんな仕事をやってみたい」と思った時、

実現するための一番シンプルな方法は周りの
人に言い続けることです。

周りの人は、
あなたがその仕事をやってみたいということを
知らない場合が殆どです。

まず知らせましょう。

チャンスは人が運んできます。

伝え続けることで、直接・間接問わず、やりたい
仕事を得る機会がぐっと増えますよ。

「こういう仕事をやるにはどうしたらよいですか？」

最近、中小企業診断士を目指している方や独立した
ばかりの診断士の方から、

仕事を得る方法についてのご相談を受けることが
多いです。

お一人の方は「某機関のXX相談員になるには、どう
したらよいでしょうか。」というもの。

「私の経験上という限定した範囲で」と前置きして

「その仕事の周りにいる方に言い続けてみたらどう
ですか。」

と伝えました。

実際その方法で仕事を得たことがあるからです。

以前、行政機関の経営相談や創業相談の仕事を経験
してみたいと思った時期があり、

すでに経営相談員になっていた信頼している先輩方に

「いつか相談員をやってみたいんです。相談者の方々に、
起業前にマーケティングの実践的な知識が少しでもある
と絶対に強いと思うんですよ。」

と言っていたからです。

言い続けてから約1年半後に、或る先輩診断士の方から
「欠員が出たから応募してみたら」とメールで連絡があり
すぐに応募し面談、採用されました。

あなたのやりたい仕事は周りに知られていない

「やりたい仕事を周りに言い続けたら」というアドバイスを
すると、

多くの人の反応はあまり芳しくありません。

「そんな単純なことで本当に実現するの？」
「言い続けるなんて仕事をクレクレ言っているみたいで
抵抗がある。」

この２つが主な理由だと思います。

ですが、そもそも周りの人は忙しいのです。

あなたのやりたい仕事など知りませんし積極的に
情報を集める努力などしてくれる訳はありません。

あなたのやりたい仕事は周りに知られていない
のです。

だからこそ、自らこんな仕事があったらやりたい
です。と伝えた方が良いのです。

それも1回ではダメです。忘れられてしまいます。

何度も言い続けることで、実際にそのポジションに
空きがあった時、「ああそういえばやりたいって
言ってたヤツがいたな」

と思い出してもらえるのです。

言い続けることで覚悟が決まる

「出来るかどうかわからないのに、言い続けること
なんて自信なくてできないです」

という方もいます。

初めてのポジションや、やる仕事に自信満々でとり
組めることなどないのです。

「いざ話が来たら、依頼主に満足してもらえる最大限
の準備はする」と覚悟を決めることです。

また言い続けているうちに、不思議と肚がすわってきて
経歴書の「実績」の洗い出しをしたり、関連する本を
読みだしたり、準備にも力がはいるようになります。

伝え続けることで、自分がその仕事を本当にやりたいか、
本心が問われます。

世界的ファッションデザイナーの格言

今読んでいる、米光一成氏の本「自分だけにしか思いつかないアイデアを見つける方法」
の33ページにも、世界的ファッションデザイナー丸山敬太さん
のこんな言葉を偶然見つけました。

「『こういうことをやりたいんです』(中略)『誰々さんと仕事がしたいんです』
ということを言い続けていれば、それを耳にした人が何かのきかっけで
チャンスをくれる」(丸山敬太 /NHK「トップランナー」での発言)

まとめ

「こんな仕事をやってみたい」と思ったら、
周りの人に言い続けてみましょう。

周りの人は、あなたの関心事など知らない場合
が殆どです。

伝え続けることで、自分の覚悟の度合いもわかり
ます。

ひとつの方法として、まずは勇気を少し出して、
周りに伝えてみませんか。

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★☆執筆後記☆★
iPhoneの過去メモ帳に「ブログテーマ候補：新しいことへの挑戦が億劫に
なった時の特効薬」と書かれていました。一体何を伝えたかったんだろう。
全く思い出せません(悲)

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